都立入試・過去問と都教委の正答率から
数学の過去問分析
大問 1 の 9 問だけで 46 点あり、配点の形は 8 年間変わっていません。年によって入れ替わる単元にも、はっきりした規則があります。
配点と正答率は東京都教育委員会の報告書、出題の内容は過去問を数えた値です
まずこれだけ
- 1大問 1 の 9 問だけで 46 点。配点の形は 8 年間同じ
- 2確率とデータ、一次関数と放物線は 1 年おきに入れ替わってきた
- 3大問 4 の証明は 相似・合同・二等辺三角形 の 3 種類
最初に見ておくページ
配点の形
2019〜2026 年度の 8 年間、大問ごとの配点は同じです。
| 大問 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 大問1 | 小問集合(計算・方程式・データの活用か確率・図形・作図) | 46点 |
| 大問2 | 文字式の利用(うち証明 7 点) | 12点 |
| 大問3 | 関数 | 15点 |
| 大問4 | 平面図形(うち証明 7 点) | 17点 |
| 大問5 | 空間図形 | 10点 |
| 合計 | 100点 | |
出典: 都教委の報告書
年によって入れ替わるもの
確率とデータの活用は、1 年おきに入れ替わる
大問 1 の小問で、奇数年度は確率、偶数年度はデータの活用(度数分布表・箱ひげ図など)が出ています。8 年間、同じ年に両方が出たことはありません。
- 2019確率
- 2020データ
- 2021確率
- 2022データ
- 2023確率
- 2024データ
- 2025確率
- 2026データ
出典: 都教委の過去問を当サイトで数えた結果
大問 3 の関数も、1 年おきに入れ替わる
奇数年度は一次関数、偶数年度は放物線(y = ax²)のグラフが大問 3 の中心です。
- 2019一次関数
- 2020放物線
- 2021一次関数
- 2022放物線
- 2023一次関数
- 2024放物線
- 2025一次関数
- 2026放物線
出典: 都教委の過去問を当サイトで数えた結果
大問 4 の証明は、相似・合同・二等辺三角形の 3 種類
8 年で相似が 4 回、合同が 3 回、二等辺三角形が 1 回です。どれが来ても書けるようにしておく必要があります。
- 2019相似
- 2020合同
- 2021二等辺
- 2022合同
- 2023相似
- 2024相似
- 2025合同
- 2026相似
出典: 都教委の過去問を当サイトで数えた結果
過去の規則が翌年も続くとは限りません。ここに並べたのは、これまでに出たものの記録です。
正答率から見た取り場と難所
東京都教育委員会が公表した小問ごとの正答率(2019〜2026年度・抽出調査)から、条件に合う問題を並べています。
8 年とも 70% 以上が解けた問題
1-1正負の数・指数
最も低い年でも 73.1%
1-5連立方程式
最も低い年でも 80.8%
年によって大きく動く問題
同じ位置でも、出る型や式の複雑さで正答率が変わります。平均だけで安心できない問題です。帯は、最も低い年から最も高い年までの幅です。
1-2文字式の計算
2025年度 26.9% 〜 2020年度 93.8%
1-7統計・確率
2019年度 39.2% 〜 2024年度 89.2%
1-9作図
2022年度 37.0% 〜 2019年度 82.2%
8 年とも 20% 未満の問題
3-3面積比→座標
最も高い年でも 18.5%
4-2②相似の利用
最も高い年でも 7.5%
単元ごとに、解きながら確かめる
毎年出る型を、計算機・図・練習問題で確かめるページです。各ページの最後に、その単元が都立入試でどう出たかを正答率つきで載せています。