都立入試ガイド
都立高校入試(2027年度)の日程と仕組み
都立は東京都教育委員会の入試です。私立は各学校が行う入試です。このページでは、都立高校入試の日程と、推薦・一般それぞれ何で合否が決まるかをまとめます。
令和9年度(2027年春入学)・最終更新 2026-10-30・出典は記事の最後にあります
都立高校入試の日程
令和9年度(2027年春入学)
| 募集 | 出願(書類) | 検査 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 推薦 | 1/8(金)〜1/18(月) | 1/26(火)・1/27(水) | 2/2(火) |
| 一般第一次・分割前期 | 1/29(金)〜2/4(木) | 2/21(日) | 3/1(月) |
| 二次分割後期・全日制第二次 | 3/4(木)(窓口に持参) | 3/9(火) | 3/12(金) |
日付は東京都教育委員会の令和9年度の入学者選抜の日程(5月28日更新)と照らし合わせています。海外帰国生徒・在京外国人生徒の選抜と定時制の第二次募集は、日程が別です。
出願は、出願サイトへの入力のほかに、書類を期間内に学校へ郵送します(必着)。ネットの入力は、推薦・一般とも2026年12月18日(金)から始まります。流れと書類、取下げ・再提出は都立高校の出願にまとめています。分割後期・第二次募集の出願の流れは都立高校の二次募集にあります。
推薦入試
推薦入試に学力検査はありません。調査書(内申)と、学校ごとの検査を合わせて選びます。
- 個人面接は全員が受けます。集団討論は、必要と判断した学校だけが行います
- 小論文・作文・実技などのうち、学校が決めた1つ以上の検査があります
- 調査書は、9教科の評定か、観点別の評価(27観点)のどちらかを点数にします。エンカレッジスクールは観点別の評価を使います
小論文・作文で過去に出たテーマは、全校分を推薦入試 作文・小論文のテーマ一覧にまとめています。検査の中身・点数の付け方・推薦の倍率が高い学校は都立高校の推薦入試にまとめています。
一般入試の点数と内申点
全日制の一般入試は、学力検査(国語・数学・英語・社会・理科の5教科)と調査書点(内申点)を、原則 7:3 の比率で合わせて 1000点満点にします。ここに英語のスピーキングテスト(ESAT-J)の結果を最大 20点加えて、1020点満点で選びます。
- 調査書点は、学力検査をする5教科の評定をそのまま、しない教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)の評定を2倍にして足します。9教科すべて5なら 65 になります。自分の評定で内申点を計算する
- スピーキングテストは、A が 20点、B 16点、C 12点、D 8点、E 4点、F 0点です(ESAT-J の結果の見方と点数)
- 一部の学校では、受検者ごとに 7:3 と 10:0(学力検査だけ)の両方で計算し、高い方を使います。どの学校かは実施要綱の別表4に載っています
- 芸術・体育の学科は 6:4 で、学力検査は国語・数学・英語の3教科です
学校が作った問題で行う学校(自校作成問題)
ほとんどの学校は 5 教科とも都の共通問題です。全日制では次の 11 校が、一部の教科を学校が作った問題で行います。残りの教科は共通問題です。
- 日比谷高校国語・数学・英語
- 戸山高校国語・数学・英語
- 青山高校国語・数学・英語
- 西高校国語・数学・英語
- 八王子東高校国語・数学・英語
- 立川高校国語・数学・英語
- 国立高校国語・数学・英語
- 新宿高校国語・数学・英語
- 墨田川高校国語・数学・英語
- 国分寺高校国語・数学・英語
- 国際高校英語
出典:令和9年度 東京都立高等学校入学者選抜実施要綱(別表7)。各校の過去問の載っているページは自校作成問題の過去問にまとめています。
過去の問題と正答は都立入試の過去問にまとめています。
応募倍率
都立の応募倍率は、東京都教育委員会が公表した値を、各学校のページに出しています。年度が複数ある学校は、新しい方を先に見ます。学校を並べて比べるなら都立高校の倍率一覧を見ます。
2027年度に募集人員が変わる学校
募集人員が減ると、応募の人数が同じでも倍率は上がります。全日制の普通科の募集(一般募集・コース制と在京外国人・海外帰国生徒の枠を含む)は、2026年度の30,516人から2027年度は29,996人に、520人減りました。13校で減り、増えた学校はありません。
| 学校 | 2026年度 | 2027年度 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 青井高校 | 197人 | 157人 | ▼40 |
| 羽村高校 | 237人 | 197人 | ▼40 |
| 東村山西高校 | 237人 | 197人 | ▼40 |
| 光丘高校 | 231人 | 191人 | ▼40 |
| 葛西南高校 | 238人 | 198人 | ▼40 |
| 美原高校 | 196人 | 156人 | ▼40 |
| 三田高校 | 296人 | 256人 | ▼40 |
| 野津田高校 | 119人 | 79人 | ▼40 |
| 大山高校 | 197人 | 157人 | ▼40 |
| 石神井高校 | 316人 | 276人 | ▼40 |
| 多摩高校 | 197人 | 157人 | ▼40 |
| 山崎高校 | 197人 | 157人 | ▼40 |
| 八潮高校 | 236人 | 196人 | ▼40 |
一般募集の人数です。分割募集の学校は、前期の人数どうしでは比べられないので載せていません。出典:東京都教育委員会「令和9年度 都立高等学校等第一学年生徒募集人員」(2026年10月8日公表)
偏差値の目安
このサイトの偏差値は、模試会社が公表する偏差値とは別です。合格可能性を示すものではありません。
都立も私立も同じ方法で算出しています。まず、各校が公開している大学合格実績(国公立・早慶上理・GMARCH・日東駒専 などへの合格件数。難しい大学ほど重く数えます)を1学年の人数で割り、学校を並べます。早慶上理とGMARCHは併願で件数が多くなりやすいので、数えた分を合わせて1学年の人数の1.5倍までにしています。次に、並べた学校の生徒全体を偏差値50を中心とした分布とみなし、並べた順に1学年の人数を積み上げて、その学校が全体のどのあたりに入るかを偏差値に直します。
私立は、こうして出した値に 0〜8 を足しています。出した値が 42 以下の学校は 0、63 以上の学校は 8 で、その間は高い学校ほど多く足します。受験生が模試会社などで目にする私立の偏差値と目盛りをそろえ、低く見えて誤解されないようにするためです。上限の 8 は以前の方法(模試会社などの偏差値をもとにした推定)との差から、足し方は同じ高さの都立と見比べて決めたもので、公開データだけからは出せません(私立の併願優遇の内申の基準から見積もると 0〜3 ほど)。都立と私立の値を比べる時は、その分を差し引いてください。合格の目安ではありません。
附属校で系列大学へ内部進学する人数は、合格件数にも1学年の人数にも含めていません。そのため、内部進学が多い学校は低めに出ることがあります。合格実績の一部しか公開されていない学校は、分かった分だけで計算しているので、実際はこれより高い可能性があります。
合格実績が公開されていない学校と、専門学科などこの方法に合わない学校には、偏差値を出していません。学校のページに、私立は「準備中」、都立はこの方法が当てはまらない理由を書いています。定時制・通信制の学校と、学力検査の無いチャレンジスクール・エンカレッジスクールには、偏差値を出していません。高校からの募集が無い学校の値は、中学から入学した生徒を含む学年全体から出した参考値として、学校のページにだけ出しています。
次に読む
出典
都立の入試情報は東京都教育委員会が公表しています。日程・推薦・点数の説明は令和9年度(2027年春入学)の実施要綱によります。出願の前には、学校と教育委員会の発表を確認してください。