都立入試ガイド・10月〜12月
ESAT-J の申し込み・結果の見方と、都立入試での点数
ESAT-J(中学校英語スピーキングテスト)は、都内の公立中学校などの3年生が受ける英語の「話すこと」のテストです。結果は A〜F の6段階で返ってきて、都立の一般入試では最大20点として合計に加わります。
令和8年度実施・2027年入試版・最終更新 2026-10-30・出典は記事の最後にあります
申し込み(令和8年度)
申し込むのは保護者です。スマートフォンやパソコンから、ESAT-J 専用ポータルサイトの「保護者用マイページ」で申し込みます。期間と手順は、通っている中学校で違います。
都内の公立中学校に通っている人
3年生の全員が対象です。申込の案内は学校から配られます。
| 申込 | 期間(2026年) | 受ける日 |
|---|---|---|
| 通常申込 | 7/2〜9/16 | 11/22(日) |
| 追加申込① | 9/18〜10/8 | 11/22(日) |
| 追加申込② | 10/9〜11/20 | 12/13(日) |
都内の私立・国立中学校に通っている人
原則は対象外ですが、都立高校を受ける3年生は、希望すれば受けられます。まず在籍している中学校に、受けたいと伝えてください。学校が東京都教育委員会に申込の資料を請求し、それが届いてから申し込みます(学校の請求は、申込期間の最終日の10日前まで)。
| 申込 | 期間(2026年) | 受ける日 |
|---|---|---|
| 1回目 | 9/1〜10/8 | 11/22(日) |
| 2回目 | 10/9〜11/20 | 12/13(日) |
受けなかった人は、都立入試で不利にならないように扱われます。ただし、申し込んだのに事故や病気などやむを得ない理由なく欠席すると、その扱いを受けられず、スピーキングテストの点は付きません。
申し込みの前に用意するもの
- 生徒の顔写真のデータ(申し込む時点で3か月以内に撮ったもの。公立中学校は、学校で年度の初めに撮った写真でもよい)
- 保護者の電話番号とメールアドレス
- 中1・中2 で一度も申し込んだことがなければ、先に保護者のアカウントと生徒のアカウントを作る
- 障害などで受験上の配慮が要る場合は、中学校と相談して申請書を用意する(申請の締め切りは申込より早い)
受験票は、公立中学校は学校から配られ、私立・国立中学校はマイページから印刷します(10月下旬以降)。申し込みで困った時は、保護者・生徒用の窓口(0120-717-719・平日10時〜19時、7〜11月は土曜・祝日も)に問い合わせられます。
令和8年度の日程と、結果が出る日
本試験
- 実施
- 2026年11月22日(日)
- Web で公開
- 2027年1月6日(水)
- 個人レポート
- 1月18日(月) 発送
追試験・再試験
- 実施
- 12月13日(日)
- Web で公開
- 1月22日(金)
- 個人レポート
- 1月28日(木) 発送
結果は、生徒用と保護者用のマイページで先に見られます。紙の個人レポート(A4・2枚)は中学校に届きます。追試験は、病気や忌引などやむを得ない理由で本試験を受けられず、中学校長が認め、東京都教育委員会の承認を受けた人だけが受けられます。申請は2026年11月25日(水)から30日(月)までです。
結果の見方
結果には、評価(ESAT-J GRADE・A〜F)、スコア(0〜100)、参考の CEFR-J レベル、その評価でできること(CAN-DO)、学習のアドバイスが載ります。入試で使うのは評価(A〜F)だけで、スコアの細かい差は点数に影響しません。
A が 47.2%(約半分)、B までで 76.2%(約4分の3)です。
| 評価 | スコア | 入試の点数 | 令和7年度の割合 |
|---|---|---|---|
| A | 80〜100 | 20点 | 47.2% |
| B | 65〜79 | 16点 | 29.0% |
| C | 50〜64 | 12点 | 13.4% |
| D | 35〜49 | 8点 | 5.9% |
| E | 1〜34 | 4点 | 4.0% |
| F | 0 | 0点 | 0.5% |
スコアと評価の区切りは、令和7年度に東京都教育委員会が公表したものです。令和8年度の区切りは実施要項に書かれていないため、変わる可能性があります。令和7年度は 70,489人が受け、平均スコアは 74.9(前の年は 68.3)でした。
都立入試で何点になるか
一般入試では、学力検査と内申点の合計(1000点満点)に、ESAT-J の点数(20点満点)を足した 1020点満点で選びます。A と B の差も、B と C の差も 4点です。評価が1つ違う4点は、学力検査の5教科の合計(素点)で約 2.9点、換算内申(65点満点)で約 0.9 にあたります。
- 使うのは、第一次募集と分割前期募集だけです。推薦入試、分割後期募集、第二次募集では使いません
- 使うのは、原則として英語の学力検査をする学校だけです。エンカレッジスクールのように英語の学力検査をしない学校では使いません
- 出願の時に、個人レポートのうち「都立高校提出用」の原本を出します
内申点の計算と入試全体の日程は入試の仕組みにまとめています。
ESAT-J と内申で、志望校まであと何点か
ESAT-J の評価を点に直し、換算内申から出した調査書点と合わせて、志望校の調査書点の想定の帯と比べます。合格の可能性ではありません。
換算内申は、5教科の評定の合計に、実技4教科の評定の合計を2倍して足した数です。評定から計算するなら内申点の計算を使ってください。
- ESAT-J
- 16点(A の 20点まで あと 4点)
- 調査書点
- 換算内申を入れると出します
- 調査書点の想定は、学校ごとの合格者の内申が公表されていないので、都内の公立中学校3年生の評定の分布に、学校の偏差値から置いた位置を当てたシミュレーションです(学校ページ・内申点の計算と同じ帯です)。偏差値は都教委の公開データから当サイトが算出した推定値です。
- ESAT-J は学校ごとに想定できる公表値が無いので、満点の A との差で出しています。合否は学力検査を含めた総合得点(1020点満点)で決まります。
- ESAT-J の点を使うのは第一次募集と分割前期募集だけです。推薦入試、分割後期募集、第二次募集では使いません。
- 芸術・体育の学科(学力検査と調査書点が 6:4)と、7:3 と 10:0 の高い方を使う学校は、この計算では扱っていません。
受けられなかった時の扱い
次のどちらかに当たる人は、不利にならないよう「仮の結果」が出され、その分が加点されます。
- 都内の公立中学校の生徒で、病気などやむを得ない理由で受けられず、東京都教育委員会の承認(措置申請承認書)を受けて出願の時に出した人
- テストの日に都内の公立中学校に在籍していなかった人(私立・国立・他県の中学校の生徒など)と、申し込みの締め切り後に都内の公立中学校へ転入した人。ただし、ESAT-J に申し込んだのに受けなかった場合は、公立中学校の生徒と同じく承認が必要です
仮の結果は、英語の学力検査の得点が近い受検者(上下5人ずつ、計10人以上)の ESAT-J の点数を平均して決めます。平均が18点以上なら A、14点以上なら B、10点以上なら C、6点以上なら D、2点以上なら E、2点未満なら F です。
どちらにも当たらないのに受けなかった人には、仮の結果は出ず、加点はありません。都内の公立中学校の生徒や、申し込んだ私立などの生徒が承認を受けずに受けなかった場合は、20点満点のうち 0点のまま入試を受けることになります。
次に読む
出典
- 日程・結果の返却:令和8年度 ESAT-J YEAR 3 実施要項(第1-16・第2-1・第2-6)
- 入試での点数・使う募集・仮の結果・申し込んで受けなかった場合:令和9年度 東京都立高等学校入学者選抜実施要綱(第2-10-1・第3-10・第4-6-3・第6-8)
- スコアの区切り・割合・平均:令和7年度 ESAT-J YEAR 3 の実施状況
日程や扱いは毎年見直されます。出願の前には、中学校と東京都教育委員会の発表を確認してください。