都立入試 数学 確率(さいころ・カード・玉の取り出し)の類題と解き方大問1 問7
さいころ・カード・硬貨・玉などで、起こりうる場合をもれなく数えて確率を求める問題です。順番を区別するか、取り出したものを戻すかで数え方が変わります。
解き方の手順
- 起こりうる場合を、表や樹形図ですべて書き出す。2 つのさいころなら 6 × 6 = 36 通り。
- 「同時に選ぶ」なら順番を区別しない(A と B、B と A は同じ 1 組)。「1 枚目・2 枚目」のように順番に意味があるなら区別する。
- 取り出したものを戻すかどうかを読み取る。戻さないなら、2 回目は 1 つ少ない中から選ぶ。
- 条件に合う場合を数え、(条件に合う場合の数)÷(起こりうるすべての場合の数)。「少なくとも 1 つ」は、1 − (1 つも起こらない確率)で求めると速い。
類題を 5 問解く
類題は、型の説明から作ったこのサイトの問題で、過去問の本文ではありません。間違えた答えを選ぶと、その答えになる人に多いつまずきが出ます。答えを選んだ後に、その問題の解き方も見られます。
類題 1
男子 4 人、女子 2 人の合わせて 6 人の中から、くじで 2 人の委員を選ぶ。
選ばれる 2 人が、男子 1 人と女子 1 人になる確率を求めよ。ただし、どの 2 人が選ばれることも同様に確からしいものとする。
類題 2
大小 2 つのさいころを同時に投げる。
出た目の数の和が 5 の倍数になる確率を求めよ。ただし、どの目が出ることも同様に確からしいものとする。
類題 3
1、2、3、4、5 の数字が 1 つずつ書かれた 5 枚のカードがある。よくきってから 1 枚ずつ続けて 2 枚取り出し、1 枚目を十の位、2 枚目を一の位として 2 けたの整数をつくる。取り出したカードは戻さない。
できた整数が 3 の倍数になる確率を求めよ。ただし、どのカードが取り出されることも同様に確からしいものとする。
類題 4
A、B、C の 3 枚の硬貨を同時に投げる。
少なくとも 1 枚は裏が出る確率を求めよ。ただし、それぞれの硬貨の表と裏の出方は同様に確からしいものとする。
類題 5
袋の中に、赤玉が 3 個、白玉が 2 個入っている。この袋から玉を同時に 2 個取り出す。
取り出した 2 個が同じ色である確率を求めよ。ただし、どの玉が取り出されることも同様に確からしいものとする。
都立入試での出方
- 都立入試(共通問題)の大問1 問7(5点)で出ることが多い型です。この位置の正答率は、2019〜2026年度の平均で64.0%でした(東京都教育委員会の報告書の抽出調査)。
- 2026年度は、この位置で「統計(累積相対度数)」が出ました。確率ではなく、統計(累積相対度数)の問題でした。問題は2026年度の検査問題(PDF)の大問1のページで見られます。
あわせて読む
ほかの型の類題
- 正負の数の計算(累乗を含む)大問1 問1
- 文字式の分数計算大問1 問2
- 平方根の計算(乗法公式で展開)大問1 問3
- 一次方程式(かっこ・分数・小数を含む)大問1 問4
- 連立方程式大問1 問5
- 二次方程式(解の公式)大問1 問6
- 円周角と平行線の角度大問1 問8
- 文字式の利用(数の操作と規則)大問2 問1
- y = ax² の変域大問3 問1
- 2点を通る直線の式大問3 問2
- 角度を文字式で表す問題大問4 問1